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歴史小説・恋愛小説・推理小説・ミステリー小説・現代小説・純文学など、読書好きで小説ファンのわたしが、最近話題の本やこれまでに読んだ本のあらすじや感想、書評、そして、面白いおすすめ小説を紹介しています。 特に、ここに『 おすすめ小説 』として紹介した作品は、わたしが読んだその他の小説家の本の中から、『 感動した小説 』や『 おもしろい小説 』 などを管理人の独断と偏見で選び、各々にあらすじや感想、書評を記載して一覧にしたもので、これからも随時更新していく予定です。 |
| ★ 心にナイフをしのばせて 奥野修司さんの作品 おすすめ度 |
犯罪被害者家庭の人生をルポタージュしたノンフィクション作品です。 1969年春、川崎にある男子高校で悲惨な事件が起きた。 この悲惨な事件が被害者家族にもたらした苦悩の大きさを考えると、現実はあまりにも残酷だと思います。 |
| ★ まほろ駅前多田便利軒 三浦 しをんさんの作品 (2006年・直木賞受賞) おすすめ度 |
まほろ市の駅前にある便利屋、そこに舞い込む様々な出来事を通じて描く二人の男の物語です。 東京の外れにある「まほろ市」の駅前で、多田は「多田便利軒」という小さな便利屋を営んでいる。 多田と行天の二人のテンポがとてもよく、飽きさせないスピード感とリアリティ感があって一気に読んでしまいました。 |
| ★ 風に舞いあがるビニールシート 森 絵都さんの作品 (2006年・直木賞受賞) おすすめ度 |
表題作の「風に舞いあがるビニールシート」は、東京の国連難民高等弁務官事務所で働く女性を主人公にした、愛するも離れ離れになることを選んだ二人の物語です。 国連難民事務所で働く里佳は、広報部勤務で上司であるエドと恋に落ちて結婚するが、仕事一筋で現場主義のエドとの心のすれ違いから、ついに7年間の結婚生活にピリオドを打ち離婚した。 わたしは、エドが語った 「僕は、いろいろな国の難民キャンプでビニールシートみたいに軽々吹き飛ばされていくものたちを見てきた。 |
| ★ 日本沈没 小松左京さんの作品 おすすめ度 |
地震列島日本の未来をも予見する、SFのジャンルの枠を超える小説です。 伊豆沖の小島が一夜にして海中に沈んだ。原因究明のため、深海調査に参加した深海潜水艇のパイロットである小野寺俊夫は、海底火山研究の権威で地球科学博士の田所雄介の指示の下、同僚の結城と共に日本海溝に潜った。 次々と起こる大地震や火山の噴火の場面がまるで目に映るように衝撃的で、話の展開も面白く一気に読んでしまいました。 |
| ★ たそがれ清兵衛 藤沢周平さんの作品 おすすめ度 |
普段はうだつの上がらない下級武士、清兵衛の意外な活躍を描いた小説です。その他7編が収録されています。 変り者でうだつの上がらない下級武士の清兵衛、下城の太鼓が鳴ると、労咳で寝たきりの妻の世話をするため家路を急ぐ毎日であった。 「たそがれ清兵衛」を始めその他7編も、その風体や性格ゆえに、普段は侮られがちな主人公であるが、いざというときに出す鮮やかな剣さばきとのギャップが痛快かつ斬新でした。 |
| ★ 天国までの百マイル 浅田次郎さんの作品 おすすめ度 |
落ちぶれた中年男と余命幾ばくもないと診断された母との親子の情愛、そして男女の恋物語を描いた小説です。 バブルの崩壊で経営していた会社は倒産、金もなく、別れた妻子への仕送りもできないほど落ちぶれてしまった中年男の城所安男は、「ブスでデブ」を自認するホステスのマリ子と同棲し、ヒモのような生活で食いつないでいた。 わたし達は毎日の生活の中で、他人への思いやりや人を愛することに対し、時に人間として大切なものを見失いがちになってしまいます。 |
| ★ 天下城 佐々木 譲さんの作品 おすすめ度 |
戦国時代、幼い頃に落城の体験を持つ主人公が、石積み職人として難攻不落の城作りを目指した姿を生き生きと描いた小説です。 武田軍に平穏な暮らしを奪われ流浪の旅に出た主人公の市郎太は、軍師・三浦雪幹に弟子入りをし全国を遍歴する。 この当時、一介の石積み職人でありながら、天下に轟く武将達との臆することのない駆け引きの様子などから、己の信念を曲げない職人としての心意気が伝わってくる作品です。 |
| ★ 落日燃ゆ 城山三郎さんの作品 (吉川英治文学賞受賞) おすすめ度 |
東京裁判において絞首刑を宣告されたA級戦犯7人の内、唯一の文官であった広田弘毅の生涯を描いた小説です。 平和的協調外交を自らの信念にして、軍部主導の日本政府の中で必死に戦争回避の努力を続ける広田弘毅であったが、その努力も報われず、暴走する軍部の行動によって遂に戦争が起こってしまう。 彼は、軍部主導であった当時の日本政府の中で、日本の将来、そして今後の世界の中における日本の立場を先見の目で考えることができた不世出の政治家であったとわたしは思います。 |
| ★ 兎の眼 灰谷健次郎さんの作品 おすすめ度 |
昔の懐かしい匂いを背景に、学校教育とは何か、真の教育とは何なのかを問いかける小説です。 小学校の新任女性教員となった小谷先生が受け持ったのは、学校では一言も口を利こうとしない鉄三や、様々なハンディキャップを持つ子どもたちがいるクラスだった。 泣き虫だった小谷先生が注ぐ愛情から少しずつ心を開いていく子どもたちとの心の触れ合いに感動し、そして人間が持つ可能性に気付かされ自然と涙が出ました。 |
| ★ 点と線 松本清張さんの作品 おすすめ度 |
時刻表のトリックを用いた推理小説です。 福岡市の海岸で発見された男女の無理心中死体。それは、汚職事件の渦中にある某省課長補佐とその愛人であると誰もが思っていた。 伏線のはり方や鉄道の時刻表からアリバイを崩して行くストーリー。 |